業種別ソリューション

サービスプロバイダー(xSP)

ここ数年かつてない速度でデータが増加しており、既存のアーキテクチャーを慎重に検討することが通信事業者に求められています。ISPやクラウドサービスプロバイダーなどの多くのサービスプロバイダーは、新たな接続デバイスの急増という課題に直面しています。最近のユーザーはスマートフォンアプリ、高速なビデオストリーミング、および可用性に優れたLTEインフラストラクチャーを多用して成長してきた世代であるため、モバイルサービスプロバイダーは、さらに高い帯域幅レートをより低価格で提供すべく苦慮しています。こうしたニーズは、ネットワークキャパシティとデータセンターリソースへの負荷を飛躍的に増加させています。DDoS攻撃などの高まるボリューム攻撃に対処し、トラフィックの輻輳を解決するのは、サービスプロバイダーにとって高いコストがかかり、複雑な作業となります。ネットワークのダウンタイムは、エンドユーザーエクスペリエンスやブランドの評判に悪影響を及ぼす可能性があります。また、複数のプロバイダーが競合し、飽和状態にある市場では、顧客がサービスを容易に切り替えてしまうため、収益に悪影響を及ぼす可能性もあります。

ハイパフォーマンスなA10のThunderおよびAXシリーズ、ADC(アプリケーションデリバリーコントローラー)、Thunder TPS (Threat Protection System)、Thunder CGN (Carrier Grade Networking)は、将来の通信ネットワークを実現する拡張性とアジリティを備えたソリューションの提供を支援します。A10のThunder CGNアプライアンスでは、キャリアグレードNAT (CGN/CGNAT) テクノロジーを利用して、容易に既存のネットワークのIPv4接続を拡張したりIPv6移行を促進できます。Thunder TPSを利用することにより、サービスプロバイダーは、既存のITインフラストラクチャーにすぐに統合してDDoS攻撃に対処する強力なセキュリティソリューションを実現できます。また、Thunder ADCは、トラフィック管理用の強力な機能セットを備えているため、高可用性を実現するとともに、加入者向けサービスを選択的に提供できます。これらの物理システムと仮想システムによって、通信事業者はネットワークキャパシティを拡張し、セキュリティ脅威への防御を行い、コンテンツ制御を強化することができます。

  • ビデオストリーミングの高速化とカスタマイズ可能な範囲の拡大:ThunderおよびAXシリーズADCでトラフィックを管理し、最適化と管理性を向上するようコンテンツのタイプに基づいて専用サービスにトラフィックをリダイレクトすることにより、ビデオストリーミングを高速化してカスタマイズ可能な範囲を拡大できます。これにより、サービスプロバイダーは、高帯域幅のビデオストリーミングを圧縮し、ネットワーク最適化装置との通信を行うなど、サービスを選択的に提供するためのさまざまなオプションを設定できます。サービスプロバイダーは、これらを使用することにより、Webサイトのペアレンタルコントロールなどのトラフィック制御サービスを提供できます。
  • 将来のネットワーク計画を策定:IPv4枯渇対策/IPv6移行機能を持つThunder CGNを使用して、将来のネットワークを計画できます。Thunder CGNによって、サービスプロバイダーは、限られた数のパブリックIPv4アドレスで加入者数をシームレスに拡大でき、IPv6移行テクノロジーを利用してIPv6移行を促進できます。
  • 従量課金制のクラウド利用:A10のaCloudサービスアーキテクチャーにより、需要に応じた従量課金制のクラウドサービスを構築することが可能となり、ピーク時の突発的な加入者トラフィックに対応するための、過剰な設備投資を排除できます。aCloudサービスアーキテクチャーは、A10の仮想ADC用に設定されたオンデマンドのライセンス体系と課金システムであるvThunder Pay-as-you-Goが含まれており、顧客に対して、Load-Balancing-as-a-Service (LBaaS) / Infrastructure-as-a-Service (IaaS) サービスを提供することができます。
  • さまざまなタイプのDDoS攻撃を検知、防御:DDoS防御専用ソリューションであるA10のThunder TPSを利用することにより、攻撃者がネットワークをダウンさせる前に、さまざまなタイプのDDoS攻撃を検知、防御することができます。さらに、これを利用してDDoS防御サービスを加入者ベースで提供することも可能となり、収益源とサービスの選択肢を拡大できます。

「A10のADCは、ロードバランサーに特化した専用ASICおよびSSL専用チップによるSSLアクセラレーション機能を採用しており、IPv6利用時にも高速で安定したトラフィック処理を実現できている点が魅力でした。」

株式会社NTT ぷらら 谷内 健氏

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