ACOSアーキテクチャー

ACOS(Advanced Core Operating System)のアーキテクチャー

Advanced Core Operating System (ACOS)は、A10ネットワークスが独自に開発したオペレーティングシステムです。マルチコア・マルチCPU構成で、各CPUが完全に独立した並列処理を実現し、マルチコアCPU特有の問題であるデータコピーやロッキングをなくすことにより、CPUのパフォーマンスを最大限に発揮させることを可能にしています。これにより、SLBアーキテクチャーの主流であるパフォーマンスに優れたスイッチベースと,柔軟性に優れたPCサーバーベースの両方を兼ね備えた次世代のプラットフォームを実現しています。

従来のアーキテクチャーでは、実際に負荷分散処理を行う複数のCPUに独立したメモリが搭載され、相互に通信するための専用のバスで接続されています。ある一つのCPUでデータが更新されると、プロセス間通信によって更新状況やデータのコピーが各CPUに対して行われます。このように従来のアーキテクチャーでは、本来の負荷分散処理とは関係のない処理にCPUの処理能力が使用されるため、その分処理効率が下がってしまいます。ACOSが採用している共有メモリーアーキテクチャーは、各CPUで完全に独立した並列処理が行われるため、このようなCPU間の内部処理が必要ありません。そのためCPUを負荷分散処理に専念させる事が可能となり、高いパフォーマンスを実現することができます。

ACOS アドバンスド コア アーキテクチャ

ACOS 2.7.1 ~WAF機能を標準搭載~

ACOS2.7.1では、従来の豊富なアプリケーションデリバリー機能に加え、Webアプリケーションファイアウォール(WAF)を標準搭載した他、アプリケーションアクセス管理(AAM)、DDoS防御機能の強化など、主にセキュリティ機能が強化されました。また、160以上の機能が追加搭載され、これらの機能は追加ライセンス費用なしで使用可能です。

ACOS 2.7.0 ~セキュリティ・仮想化機能を強化~

ACOS2.7.0では、最新のSSL高速化ハードウェアをサポートしたことで2048ビット以上の鍵長におけるパフォーマンスを最大限に強化したほか、「SSLインサイト機能」を新たに追加し、SSL使用時でもサードパーティ製品と連携した通信内容の検査を実現可能にしています。 仮想化機能では、A10のソフトウェアADCであるSoftAXにおいて、従来のVMwareに加えてCitrix Xen及びKVMをサポートした他、SoftAX専用ハードウェアである「AX-V」を本バージョンよりサポートします。

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