aCloud

aCloudサービスアーキテクチャー

IaaS (Infrastructure-as-a-Service) クラウドデータセンター事業者は、A10のaCloudサービスアーキテクチャーを使用することにより、アジリティ性(機敏性)の向上と総所有コストの削減を実現すると同時に、高度なL4-7テナントサービスを提供することができます。aCloudサービスアーキテクチャーは、SDNネットワークファブリックとクラウドオーケストレーションプラットフォームとの統合を実現する製品や機能のポートフォリオを備えており、テナント毎のポリシーや、アプリケーション、セキュリティサービスを動的に提供します。

ステージ ソリューション 特長 テクノロジー
1 ハイパフォーマンスなハードウェアアプライアンス 負荷の高いL4-7サービスエッジ機能を実行 Thunderシリーズハードウェアアプライアンス(負荷の高いSSLのオフロード、DDoS防御、VXLAN/NVGREサポートを含む)
2 仮想アプライアンスとハイブリッドアプライアンス 柔軟な分散型スケールアウト環境をテナント毎にオンデマンドで実現 vThunder仮想アプライアンス、ハイブリッドThunderHVA
3 オンデマンドのライセンス 従量制のIaaSサービス価格モデルと自動課金 レンタル課金モデルとユーティリティ課金モデルを提供する「vThunder Pay-as-you-Goライセンシング
4 SDNインテグレーション オーバーレイおよびファブリックとのインテグレーション VXLAN/NVGRE、IBM SDN-VE、Cisco APIC、VMware NSX
5 クラウドオーケストレーションとのインテグレーション クラウドオーケストレーションプラットフォームとのポリシーインテグレーション aGalaxy、Microsoft SCVMM、OpenStack、VMware vCloud Director
  • 概要
  • 機能と利点
  • 関連資料

A10 Networks aCloudサービスアーキテクチャーには、以下の目的を達成する5つの主なアーキテクチャー要素が組み込まれています。

ハイパフォーマンスなハードウェアアプライアンス:ハードウェアアプライアンス製品であるThunder™シリーズが、多くのコンピューティングリソースを集中的に使用するVXLAN/NVGREトンネリング、SSLオフロード、DDoS攻撃防御などの機能をデータセンターのサービスエッジで提供します。

仮想アプライアンス/ハイブリッドアプライアンス:vThunder仮想アプライアンスとThunder HVA (Hybrid Virtual Appliance)製品は、理想的なクラウドサービスチェーンを構成することができる、フルセットのADC、またはCGN機能をサポートしています。 vThunder仮想アプライアンスは、VMware ESXiやMicrosoft Hyper-V、Citrix XenServer、KVMなど、多くのハイパーバイザー上で動作するソフトウェアアプライアンスです。ハードウェアモデルで提供されている全ての機能を提供します。Thunder HVAは、vThunder仮想アプライアンスを動作させる専用ハードウェアアプライアンスです。ハードウェアによるパフォーマンスと仮想アプライアンスの柔軟性を同時に提供します。完全に独立したvThunderインスタンスを複数動作させることにより、高密度に集約されたマルチテナントサービスを構成することができます。

オンデマンドライセンシング:「vThunder Pay-as-you-Goライセンシング for IaaSサービスプロバイダー」は、月額課金や従量課金の価格モデルを提供できる自動課金のシステムです。クラウド事業者は、既存のサーバーやストレージ、ネットワークサービスと同様に、アプリケーションネットワーキングとセキュリティのサービスを提供できるようになります。vThunder Pay-as-you-Goライセンシングでは、レンタル料金モデル(固定帯域の月額課金<RBM>)と、従量課金モデル(使用バイト数による従量課金<UBM>)の二つの料金体系が提供されます。

SDNインテグレーション:SDNインテグレーションでは、SDNファブリックとの連携と、オーバーレイトンネリングプロトコル(VXLAN、NVGRE)をサポートすることにより、業界をリードするVMware NSXやCisco ACI、IBM SDN-VEなどの先進的なSDNソリューションとのインテグレーションを実現します。これにより、ネットワークに新しいフローが入ってきたときに、いつでも適切なネットワークセグメンテーションとセキュリティポリシーが適用されます。

クラウドオーケストレーターとのインテグレーション:A10が提供するプラグインサービスモジュールにより、業界をリードするクラウドオーケストレーターと連携して、自動化されたL4-7サービス提供環境を実現します。サポートするクラウドオーケストレーターには、OpenStackやVMware vCloud Director、Microsoft SCVMM (System Center Virtual Machine Manager)、NEC WebSAMなどが含まれています。プラグインサービスモジュールによって、アプリケーションサービスが作成されるのと同時に集中管理されたテナント毎のポリシーを動的に設定することができるようになります。

A10のaCloudサービスアーキテクチャーにより、クラウドIaaSデータセンター事業者は、SDNによって自動化されたネットワーク上で、テナント毎のアプリケーションネットワーキングとセキュリティサービスの自動設定を実現し、同時に顧客のニーズや提供しているサービスの内容に合ったライセンスモデルを提供することができるようになります。aCloudサービスアーキテクチャーとクラウドオーケストレーションとの連携によって、より柔軟なサービス提供と総所有コストの削減が可能となり、より収益性の高いビジネスを提供できるようになります。

A10 aCloudサービスアーキテクチャーは、次世代IaaSデータセンターを構築する顧客に対して、アジリティを強化して総所有コストを低減するのに役立つ以下の利点をもたらします。

ネットワークセグメントとセキュリティポリシーの自動プロビジョニング:A10のプラグインサービスモジュールによる、Cisco ACI、IBM SDN-VE、VMware NSXなどの主要なSDNコントローラープラットフォームとの統合と、VXLAN、NVGREなどのデータプレーントンネリングプロトコルのサポートにより、ネットワークセグメントに関するポリシー適用を自動化することが可能になります。これにより、新しいフローがネットワークに到達すると、適切なポリシー情報が割り当てられ、そのフローは、適切なネットワークセグメントとセキュリティポリシーに自動でマッピングされます。

クラウドオーケストレーション:A10のaCloudサービスアーキテクチャーにより、事業者はOpenStack、Microsoft SCVMM、VMware vCloud Directorなどの主要なクラウドオーケストレーションプラットフォームに対応したプラグインサービスモジュールを使用して、自動的にプロビジョニングすることができるアプリケーションネットワーキングインフラストラクチャーを構築できます。これらのプラグインサービスモジュールを中央のクラウドポリシーオーケストレーションプラットフォームに適用することで、ポリシーが自動的に継承されるようになります。これにより、負荷分散、セキュリティ、その他のL4-7アプリケーションネットワーキングサービスが自動で実装可能になります。

柔軟なライセンス:vThunder Pay-as-you-Goライセンシングモデルにより、クラウドサービスプロバイダーは、仮想アプライアンスをオンデマンドで拡大・縮小でき、顧客に広範なサービスを提供できます。vThunder Pay-as-you-Goライセンスモデルにより、豊富なアプリケーションサービスとセキュリティサービスをサブスクリプション方式で提供できます。

仮想アプライアンスとテナントごとの動的なサービスチェーニング:vThunder仮想アプライアンスとThunder HVAハイブリッド仮想アプライアンスを活用することで、IaaSクラウド事業者は、オンデマンドでADC(セキュリティサービスを含む)やCGNサービスの新しいインスタンスを作成することができる環境をテナントに提供することができます。加えて、テナントやプロバイダーが定義したポリシーに従った動的なL4-7サービス追加もサポートされます。

ハイパフォーマンスなThunderシリーズを利用したゲートウェイ、トンネルエンドポイント:VXLANとNVGREのサポートにより、事業者は仮想のレイヤー2ドメインを構築・拡張可能となり、同時に仮想ネットワークトラフィックのためにサーバー負荷分散機能を提供することができます。

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